本土四極踏破 完走した感想
こんにちは。なつです。
本記事は汁Advent Calender21日目の記事です。
9日目にも記事を書きました。今回は再登板となります。
「もうよくね?」みたいな雰囲気で始まった今年の汁AdCですが、蓋を開けてみればここまで誰も落とさずに毎日記事が更新されているようです(一部審議有)。汁の人間の底力を感じさせますね。
しかしそんな汁メンもすでに大半が社会人。平日に仕事を抱える彼らにとって、25個というAdCの枠を埋めることが過酷極まりないことは、想像に難くないでしょう。
社会人ではない自分は汁の中では相当暇なほうだった、かつとりあえずそこそこ量が書けそうな内容を思いついたため、今年は2枠担当することにしました。
おそらく文の量の割に汁要素はそこまでありません。許して~
女性声優とかそこまで知らんし......
以上、言い訳終わり。
肝心の記事の内容ですが、この度日本本土四極を踏破したので、それについて書こうと思います。
本土四極とは?
本土四極とは、沖縄と離島を除く国内東西南北の端っこのことです。最果てという神秘性から、これまで多くの旅人を魅了してきました(多分)。
それぞれの場所と名前はこんな感じ
この4つの都市ではそれぞれの自治体が証明書を発行しており、それらを集めて揃えると裏面が1枚の『日本本土四極踏破証明書』になるそうです。
自分は昨年の12月に最北端と最東端を、そして今回のAdCのネタ用に残りの最西端と最南端を回収し、めでたく本土四極踏破となりました。
この記事では、各地点に到達したそれぞれの日について振り返っていきます。
北海道編
昨年の12/25~31にかけて、北海道をぐるっと一周回る旅行をしてました。
2021年にあったことだけど去年のAdC後にあったことだしセーフだよね
使ったのはこれ↓
この手の旅行をする人ならご存知だとは思いますが、12000円でJR北海道の特急自由席が6日間乗り放題となるぶっ壊れ切符です。
これまでのシーズンは数量限定、数が無くなり次第終了という販売形式をとっていましたが、今シーズンは数に限りがない代わりに、期間限定での販売となっているようです。販売期間は11/28~12/11だったらしいので、この記事が公開されているときにはもう購入できません。残念だったな
最初にAdCの枠を埋めたときはこの北海道旅行について詳しく書くつもりでしたが、AdC後とはいえ去年の話だしなあ、と思い今回のこの内容となりました。
最東端の納沙布岬は3日目の27日、最北端の宗谷岬は5日目の29日に訪れました。
最東端:2021年12月27日
6:48 札幌 → 10:57 釧路 → 13:22 根室
正直十勝のあたりとか見るものなくね?って思ったので、始発最短で札幌から根室まで向かいました。札幌を出たときは一面雪まみれだったのに、帯広を越えたあたりになると快晴で雪が全くなくてウケました
釧路根室間は特急の設定はなくやたら時間はかかりますが、冬の荒涼とした湿原やすぐ近くまで迫る太平洋など、なかなか風光明媚でした。しんどいことには変わりないけど
13:22に根室駅に到着。そのままバスで納沙布岬へと向かいます。
40分程度で納沙布岬に到着。同じバスに乗っている人はあまりいませんでした。
マジでとにかく風が強かったです。本土四極はどれも海のすぐそばなので(それはそう)基本的に風は強いのですが、その中でもぶっちぎりでした。寒くて死ぬかと思った
また、バスの車内から見えた看板やモニュメントから、北方領土に対する強い思いを感じました。何事も風化させないのが一番大切なのかもしれません。そう考えるとなにかとツイートで話題になっている北〇領〇エ〇カちゃんの運営スタイルは理にかなっていた............?
今から皆さんに、北方領土に関するクイズを出すピィ~♪
— 北方領土エリカちゃん (@hoppou_erika) 2015年2月9日
まずは初級編だピ!
【第1問】北方領土を不法に占拠しているのはどの国でしょう?
一通り見終わった後は、近くにあったお土産屋で最東端の証明書を購入しました(有料)。
その後は釧路まで戻り、そのまま釧路に宿泊しました。
これは夜に「泉谷本店」で食べたスパカツ(ミートソーススパゲティの上にトンカツが載っている)
最北端:2021年12月29日
長い時間電車を乗り通すため遅延が心配でしたが(北海道は線路に鹿が出がち)、大きな乱れもなく稚内駅に到着できました。
納沙布岬同様、稚内からはバスで宗谷岬まで向かいます。やはり有名な観光地だけあってか、かなりバスに乗る人は多かったです(しかも大体が自分と同じようなムーブ取ってそうな人間ばかりだった)。
バスの車内からは日本最北端のキモいハンバーガー屋のオワコンピエロ像も見えました。
50分程度で宗谷岬に到着。こちらも気温は低いですが、かなり天気が良かったのが幸いでした。
こちらでも、近くにあったお土産屋で最北端の証明書を購入しました(有料)。
40分程度の滞在の後、稚内駅に戻ってきた後は、バスで日本最北端のゲームセンター「遊ランド 稚内店」に向かいました。ゲーセンしか行くとこないんか
その後は釧路まで戻り、そのまま釧路で宿泊しました。
夜は雑に味噌ラーメンを食べました
九州編
北海道旅行でいい感じに最北端と最東端を回収できたので、残りの2つは車で直接行って回収することにしました。
行程としては、1日目に最南端の佐多岬を回収して、次の日に最西端の神崎鼻を回収するという感じです。これをやると一泊二日で九州を一周することになるんですが(え?)、まあいけるやろと判断して実行することに。
(当初の予定は午前4時くらいに家を出て昼に鹿児島→そこからとんぼ返りして1日で佐世保とか考えていたのでまだマシなったほう)
詳しくは後述しますが、実際には2日目(12/15)は神崎鼻には行かず別日に行きました。そのため2日目は今回の本土四極踏破には直接関係しませんが、どうせなのでこの日のことも記しておきます。
最南端:2022年12月14日
睡眠が崩壊していたため6時に就寝して9時半過ぎに起床、10時半過ぎに出発しました。
(日が変わるくらいの時間に寝ていたため一応3時間睡眠ではない)
九州自動車道を2回ほど休憩をはさみながら運転し続け、16時ごろに佐多岬に到着。岬に至るまでの海沿いの道が割と走りやすかったのが印象的でした。(一人で運転し続けていたせいでここまでの写真が全然ない)
駐車場から10分程度歩くと展望台に到着します。
海側のほうは少し厚めの雲がかかっていましたが、それっぽい(?)島の影も確認できました。観光客は一組の夫婦くらいしかいませんでした。まあ冬のド平日にこんなところに来る人間とかそうおらんわな
駐車場隣にある観光案内所がなぜかこの日は閉まっていたため、岬のふもとにあるホテルで最南端の証明書を調達、その後宿をとっていた都城市に向かいます。
都城では「とり乃屋」で鶏のもも塩焼きを食べました。少し値は張りましたが、その分量はかなり多く味も絶品、店主さんも気さくな人でとても良かったです。
(福岡にも2店舗あるらしい この記事を書いているときに知った)
食事をした後は都城温泉で入浴、宿にチェックインして疲れていたのですぐに寝ました。
最西端のはずだった:2022年12月15日
宿の寝床が硬くてあんまり眠れませんでした(T_T) これなら近くにあった快活でよかったわ
この日は都城を出発して東九州自動車道を使って別府まで北上、その後は九州中央自動車道を使って神崎鼻がある佐世保まで向かう予定でした。
とりあえず高速道路から降りずに別府に向かうぞ~と思っていたのにもかかわらず、気が付くと宮崎ICで高速道路を降りていました。あれ~~~????
どうやら間違えてJCTを直進したせいで、そのまま宮崎道の終点まで来てしまったようです。どこで分岐するかはちゃんと調べておいたほうがいい(1敗)
どうせなら海岸のほうまで出てみるかと思い、一ッ葉有料道路のほうに向かったところ............
めちゃくちゃ脳汁ドバドバ道路でした。どう考えてもこっちが正解
有料道路を走り終えた後は再び東九州自動車道と合流、川南PAで朝食をとりました。
食堂はまだ営業開始していなかったため、売店で生メロンパンを購入。どこが生なのかはよく分かりませんでした。(中に生クリームが入っているから生なのかもしれない)
朝食をとった後は1回休憩をはさみながら別府へと向かいましたが、やたら疲れました。
高速道路なのに大半が対面通行......なんかやたらトンネルが多い......ずっと周りが山で景色が面白いわけでもない..................東九州自動車道 クソです
PAも全然ないし走り通すことは想定されていないんだろうなあと感じました。
別府では、雑に検索かけて出てきた「ひょうたん温泉」と陳くんおすすめの「別府温泉保養ランド」に入浴。別府温泉保養ランドの泥湯は新感覚でした。
温泉を堪能し佐世保に向かおうかと思いましたが、ここで問題が。
最西端の神崎鼻では本土で一番最後に沈む夕日を拝むことができるため、当初は日没の時間に合うように向かう予定だったのですが、途中に下道を挟んだり温泉をはしごしたりした影響で日没に間に合わない可能性が出てきました。
う~んノーチャン。
そういうわけでこの日は佐世保に向かわずに、そのまま家に帰ることにしました。
そうと決まれば別府でとり天でも食べて帰ろうと思いましたが、このとき既に午後3時をまわっていたため、検索して出てくる店はどこも昼営業が終了。もう............
高速のSAの食堂にあるんじゃねと思い別府湾SAに向かったところ、案の定ありました。一緒に注文した丼はりゅうきゅう丼(ブリのたれ漬け丼)です。
食べ終わった後はそのまま帰宅。2日間で950km走っていたらしいです。こういうムーブはしないほうがいい
最西端:2022年12月19日
なんか晴れてたのでこの日に向かうことにしました。家から100km程度、2時間で着きます。近場ですね
日没の時間に合わせて家を出発し、日没の20分前に到着。
本土で一番最後に沈む夕日を待ちます。
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曇ってる(泣)
夕日(見えない)を見終わった後は近くの支所で証明書を回収。終わりはパッとしませんでしたが、本土四極踏破を達成しました。
記事の冒頭でも書いた通り、4つの証明書は揃えることで裏面が1枚の『日本本土四極踏破証明書』になります。早速合わせてみましょう!楽しみだな~~~~~~~
.........??
..................??????
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??「でも私、いくら合わせても本当に1枚の証明書にならなかったの なんか(上の2枚が)ボンボンって変な形がして...」
??「えっ、そっ、それ証明書じゃないんじゃあ......」
??「私そこまで無知じゃないって~ 証明書って宗谷岬のやつでしょ? ほ~らちゃんと最北端ってあるでしょ?」
??「観光協会のやつとかもあります......」
??「それお土産屋の」
この4つの都市ではそれぞれの自治体が証明書を発行しており、それらを集めて揃えると裏面が1枚の『日本本土四極踏破証明書』になるそうです。
一通り見終わった後は、近くにあったお土産屋で最東端の証明書を購入しました(有料)。
こちらでも、近くにあったお土産屋で最北端の証明書を購入しました(有料)。
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おしまい